このプードルあなたのですか?
あっ、うちの子はあっちでした。
そんなに高いの?
まえはもっとずっと安かったのに。
一生のお願いですから、
あの男をどこかにやってください。
お願いします。
たった一日遅れた だけじゃないか!
たったの一日!
なんでだめな・・・
あのー、ちょっとすみませんが
あなた臭いますよ。
あっ、いえ、ごめんなさい。 もう黙ります。
ここ空いてますよ。
あっ、ココにはすわりたくない。
そうですか。
そんな学校行ったことないな。 誰かほかのひととまちがって るんじゃないですか?
ぼくがおじいさんになったら、
みんなぼくのために 席を空けてくれるだろう。
ぼくの靴ひもがあなたのスケートに ひっかかってるんですけど。
そこまでしなくてもいいだろ!
盗んでなんていないんだから!
ちょっと払うのを忘れた だけじゃないか!
じゃあ、あなたにチップをあげないとどこへも行かせてくれないんですね? なら、最低いくらから受け取ってもらえます?
閉店時刻だってことは知ってるんだ。
だけど30分も待ったんだよ!
ちょっとぐら・・・ あ、わかりました。
ぼくに話しかけないでくれ。
ぼくに話しかけないでくれ。
やあ! うん、元気だよ!
元気そうだね!
いや、ほんとに!
え、ぼくも? ありがとう。
もちろん忘れてなんてないさ!
だって今日はきみの・・・
おめでとう、ほんとにおめでとう!
すみませんけど、 ここはぼくがすわってたんです。
ええ、いまはあなたがすわっているのは 分かりますけど・・・ あ、わかりました。
去年もきみは世界が終わるって 言ったよね。
だけどこのとおりだ。
どうも。ぼくって信心深そうに
見えます? 自覚はほとんど ないんですけど。
会えてうれしいよ!
もうどれくらいになるかな? 二年ぐらい?
一ヶ月・・・ そうだね。忘れてた。
きみここにはちょくちょく来るの?
いえ、もちろんぼくにはまったく 関係ありません。
生きてゆくのも悪くないけど、
いらつく!
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